インスタグラムを見て頂いている方はご存じかもしれませんが、昨年の5月末に外で衰弱していたところを保護した三郎じいさまですが、1月10日あたりから体調を崩しはじめ、17日~介助生活が始まったのですが、そのまま急ぎ足で本日2月2日の未明に永眠いたしました。
保護してから8か月間の軌跡をここに記録したいと思います。
昨年の5月末、にゃん黄門保護猫部として本格的に活動をスタートしてすぐに普段見かけない猫さんを見つけました。ひどく瘦せていて脱水もおこしつつも自ら寄って来て、たまたま車に乗っていたケージを見せると自分から入っていきました。
この時点でかなりの奇跡なのですが、もしかして迷い猫か捨てられたのか。もしくは半野良として生きていたのかわかりませんが、自宅へ連れ帰った後もまるで自分の家のようにくつろいでいました。
その後は以前ブログにも上げた通り、警察署に迷い猫届を出して、シャンプーに駆虫薬、病院でウイルス検査も行い、後に正式ににゃん黄門保護猫部の部員として入部しました。
一度も他の猫と争うこともなく、やんちゃな金之助くんにダルがらみされても決して怒らず、ツンなしのぶさんに警戒されることもなく、自分の体よりも大きなわんこに対しても全く警戒する様子を見せないマイペースっぷりでした。
すぐに自分の居心地の良い場所を見つけてはお昼寝をし、
日中は日向ぼっこ。ご飯が大好きで、人の姿が見えるとご飯をいの一番に欲しがる姿は本当高齢猫かと疑いたくなるほどでした。
ガリガリだった体も少しずつふっくらしていましたが、1月10日から食が細くなりカリカリだけでは食べなくなってしまったので、チュールやウェットフードを混ぜるようになり、それも食べなくなってからは高齢猫の介護食に変えたり試行錯誤しつつも、調子がいい時は自力でもぐもぐ食べてくれていました。
よたよたと倒れては休みながらも自分でトイレはしてくれて、それでも助けが必要なときは鳴いて知らせてくれて、お別れの前日の朝にはお尻をうんちで汚れてしまったので、久しぶりにシャワーで下半身だけ綺麗になって、夜に流動食を食べて深夜2時頃にもう1回お水とご飯をあげに行くとサブちゃんは旅立っていました。
どこから来たのかわからないまま、保護活動をする中で避けられない介護と別れの経験をさせに来てくれたかのように表れた三郎じぃさま。
最期までイイ男でした。
悲しむよりも、これまで経験させてくれた8か月間をこれからの保護猫と保護活動に活かしていくことが三郎じいさまへの手向けになると思っています。
これまで三郎じいさまにご支援くださった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!
サブちゃん、ゆっくり休んでね。ありがとう!お疲れ様。
Comments