保護猫ズの様子と収支計算の必要性
- nyancoumon
- 3 日前
- 読了時間: 5分

今回は令和6年度最後ということで、詳しい報告をしたいと思います!
まずはコアなファンが多そうなごんちゃん。

ごんちゃんは預り宅で1年がたちました!にゃん黄門保護猫部最長記録達成(笑)
さすがに1年たったこともあり、ここ1,2ヵ月ほどは仕事中の人の足元で眠っていたり、同居犬やお客さんの前でも隠れず堂々としていることが増えたそうです。
人との距離感がかなり近くなったものの、足元をすりすりしてこないのはごんちゃんの意地やプライドなのかもしれません( ´艸`)
意思が強そうな顔してますしね。長~い目でごんちゃんにくるご縁を見つけていこうと思います。
続いてシニアアイドルさんまさん。

さんまさんは、1ヵ月程体調を崩しては回復し、また崩しては回復するという状況でした。
寒暖差が激しく、その期間が長かったのも原因かもしれません。でも、前にアレルギーで禿げてしまった毛も綺麗に生えそろい、毛ツヤもピカピカに♪
まだまだ本人は猫生を楽しむ気満々ですので、これからもご縁を探していきます!
そして謎の麻痺を患ったぎんちゃん。

焦ったのはこっちだわ。と突っ込みたくなるほど当時は驚きました。
何の前触れなく、今までご飯もりもり食べて元気だったぎんちゃんが、朝急に右半身に力が入らずドテドテしていたのです。本人は全く気にした様子もなく痛みもなさそうで食欲元気もありましたが、病院で考えられる原因(FIP、骨折、脱臼、ヘルニア、心臓、リンパ腫、脳)を絞るため、様々な検査をしてもらいました。
その結果、熱もなく痛みもなく、骨折もなく、血栓もなく、心臓の音もよく血液検査の異常もない。内臓も綺麗。それとぎんちゃんの経過観察から、おそらく脳腫瘍か脳梗塞の可能性が高い。との診断結果に。
麻痺の症状が出て2週間ほどは右前足がナックル状態で動きずらそうにし、気温の変化のせいか脳圧のせいか、急に食欲が激減してかなり衰弱してしまいましたが、また1週間後には回復し今ではご飯をもりもり食べて、鬼ごっこしたりある程度高いところに飛び乗ったり、他の猫たちに怒ったりいつものぎんちゃんに。
歩行状態もかなり良く、少し右側に力が入りずらいことを除けばなんら他の子達と違いはありません。ただ、もしこれが脳腫瘍だった場合、今後どれだけのスピードで肥大するのか。悪性なのか良性なのか。てんかんや眼振といった症状もでてくるのか…などは全て不明。
MRIを撮れば、ほんとうに原因が脳なのか。脳に腫瘍があるかないかわかることでしょう。
しかしMRIを撮るには全身麻酔と高い医療費がかかります。さらに腫瘍だったら悪性か良性か調べるのにまた全身麻酔と医療費がかかることでしょう。
MRIを撮ることで原因がはっきりすれば、今までの治療とは異なりその原因にフォーカスをあてた治療を行うことができるでしょうが、全身麻酔へのリスクと高額な治療費。もしくはMRIを撮ったところで結局治療方針は今と変わらない可能性もあるわけで。
それだったら今のまま緩和ケアを行った方がいいのではないか。という結論に達し、このままステロイドの量を調節しながら様子をみることにしました。
このままにゃん黄門保護猫部の部員として生涯お世話をしていく覚悟ではありますが、そんなぎんちゃんでも構わない!という奇跡的な里親さまが存在するかもしれないので、里親募集はうっすらしております。
なんだかんだ1年後には、麻痺してたんだっけ?ってなる程元気かもしれませんしね(⌒∇⌒)
続いて多頭飼育崩壊出身の獅子狛ズ。

最初の影のうすさはどこへやら。今では自己肯定感爆上がりの獅子くん。
ご飯のときは階段まで迎えに来てくれて、ゴロンゴロンとご機嫌アピールし、他の子をなでたりブラッシングしていると、俺の方がイケメンだろといわんばかりに割り込んできます(笑)
それが癇に障るのかぎんちゃんに怒られることが数回あったものの、やはり本人は気にせず俺イケメン♪オーラで常にご機嫌です。食欲不振になった際、いろんなフードを食べていたせいか、首周りの毛が抜け落ちるという事態になっているので、現在食事療法と皮膚ケアのスプレーで対応中。

対してシャイな狛吉くんは基本マイペース。
自分の好きなように過ごし、気分じゃないときは撫でようとしても避けられます。が、ブラッシングされると「わるくない・・・」と満更でもない体をするくせに、すぐ喉を鳴らすちょろい一面が可愛いのです。
ただ唯一許せないのは獅子兄ちゃんへの暴言(笑)ぎんちゃんが獅子くんに威嚇する姿にカチンとしてからは根にもちまくり。よく言えば仲間思いが強いのです。
というこどで、令和7年度はごんちゃん、さんまさん、ぎんちゃん、獅子くん、狛吉くんの5頭!
ぎんちゃんはすっかり元気になってきたので、メンバー宅にてごんちゃんとの同居生活が再スタート。他4頭は代表宅にてにゃん黄門たちと過ごしてまいります!
正直HPも収支計算も手間も時間もかかるんですよ。そんなことに時間を割くくらいなら猫たちのお世話をしたい。という本音もありますが…そんなことが大事だったりするわけです。
HPのお陰で企業様から支援物資や保護活動を応援してくださる獣医さんからご連絡をいただけたり、ちゃんとお金の管理しています。という信用の証にもなる。
あとは、保護活動これからしてみたい。猫を飼ってみたい。という方々にもこれだけお金がかかるんだ。という目安になればとも思っています。
なにより、なんとなくこれだけ使ったな。というのと実際に計算された結果では意識が変わりますしね。もっとやれることやらなければ!と気が引き締まります。
ということで、4月から3年目スタート!4年目も活動が続けられるようメンバー一同頑張ります!
収支報告についてはこちらをご覧ください
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